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わたしを振らなかった人の話2

先生に彼女ができたと知ってとりあえず大泣きしたわたしでしたがその後あんまり落ち込むことはなかった。
またマネ室で泣いて、野原美咲がカラオケに連れて行ってくれたことや部活でめちゃくちゃハブられてそれどころではなかったというのもあるが、一番は先生の彼女がブスだったからである。
本当にこういうことを書いていると先生のことを好きだと思う権利すらないクソ野郎だなと自分でも思うけどかわいくないものはかわいくないので仕方ないと開き直ることにする

だがしかし、わたしはここで最も大事なスキルを手に入れることになるのである。
それは諦めるということ、そう先生の彼女はブスだったがものすごくいい人だったのだ。(同じ塾の先生だった)
謎の上から目線で冷静にブスだけどあの人ならしょうがないなと思った。

そこからわたしは恋愛において成長を遂げていく
先生のことを一番好きな人枠で残したあと、わたしが好きになったのは部活でものすごく顔がタイプの人だった
その人には部活を辞めた冬に告白し、あれそういえば振られてねーなと思いもう一度のちほど告白して振られた。
諦めたわたしが次に好きになったのは居酒屋のバイト先の人だった。
ニコちゃんマークのような笑顔のその人には彼女がいたが構わず浮気相手でもいいです!と言い、タイミングが違ってればなーという鉄板すぎることを言われ結局は諦めた。
そう、お気づきだろうがめちゃめちゃ振られてる。
あまり振られないじゃないよバカ!!!
ただ確率的にいうと半分よりちょっと下回るのであまり振られないことにしておく。
感じ方は人それぞれなのだ。

そしてこの次がシンジである。
あまりにもメンヘラので割愛します。
ちなみに大学に行かないで結婚してと泣かれその気でいたら就活に失敗し、やっぱり大学行けば?と言われたのでおめーは一生結婚できねーよと言い別れました。

そしてついにまーくんの出番がやってくる。
(シンジと別れてから3人くらいとワンナイトしたことも割愛します。ただ一人はめちゃめちゃ巨根でもう一人がポークピッツ並みだったのでいずれこの話はしたい)
とりあえずまーくんにラインをしまくって2度振られたわたしだが諦めなかったのである。
なんとなく粘ろうと思った。
先生に彼女ができても、もはや恒例となっていた3.5kmをさらに増やし片道5キロくらいを歩き、8キロ痩せたわたしは4ヶ月ほどの月日を経てついにまーくんを手に入れることとなった。

まあ色々あったけど高校を卒業したわたしは先生に最後の手紙を書いた
もうこの先会うことはないと思う、でもいつか先生に会うことがあったらもう心配されない人生を進んでいられるように頑張りますというようなものだった

こうしてこの言葉どうり、ちゃんとした仕事に就きまーくんと付き合い続けて手紙を渡してからもうすぐ一年経つ今、少し大人になったわたしはいる。
諦めないで手に入れたのはまーくんだけだった。一番好きな人枠にもう先生はいないなと思う。
それでも、先生から誕生日にもらったしおりと食濃水くんとみはじちゃんが書いてある裏紙はこの先もずっとクローゼットの中に置いておく

たぶん再来年の春にわたしは結婚する
先生にもう報告はしない